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マンション管理関連書籍











『平成18年版 詳細不動産六法
東京法経学院講師室
(東京法経学院出版)

オススメ度:★★★★★
 不動産関係資格の受験生、実務家に
 元元は、宅地建物取引主任者、不動産鑑定士の、資格試験対策の為につくられた六法で、近年では、マンション管理士、管理業務主任者の両資格試験に関する法令を加えている。
 法律だけでなく、施行令、施行規則まで掲載されており、これ1冊で、試験範囲の法令をほぼカバーしているといえよう。
 マンション管理士試験では、判例からの出題もあり、このようにまとめられていると、非常に便利である。
 少少値ははるが、実務にも使えるし、机上に1冊、揃えておいてはいかがだろうか。

『図解雑学 民法』
鎌野邦樹著
ナツメ社

オススメ度:★★★★★
 これから民法を学ぼうという人は、この本から入るといいかも知れません。
 民法の重要なテーマ126項目を、図解で説明しています。
『四訂版
マンション法の解説―区分所有法―』
熊田裕之著
一橋出版

オススメ度:★★★★★
 区分所有法の、初学者向け入門書です。条文毎に、判例や具体的事例をあげ、解説しています。また、専門的法律用語や難解な語句も『用語解説』として、説明しています。
 今までに、区分所有法だけでなく、法律を学んだことのない人に、最適な本だと思います。
 安価な本ですから、是非一冊揃えて、2度3度と、読まれることをお勧めします。
 『三訂版』は、『新訂版』から30ページの増量。2003年6月1日に施行された改正区分所有法に対応しています。
 そして、『マンションの管理の適正化の推進に関する法律』や『マンションの建替えの円滑化等に関する法律』に関する記述が追加されました。
 『四訂版』は、平成17年(2005年)の、『マンション管理士試験』『管理業務主任者試験』(平成17年4月1日現在施行中の法令から出題)に対応した内容です。
 ただし、三訂版からの変更点は、破産法の改正に伴なう、用語の訂正(破産宣告⇒破産手続開始)のみのようです。
 三訂版を持っている人は、あえて買い換える必要はないでしょう。
『四訂版
マンション管理適正化法の解説』
上妻博明著
一橋出版

オススメ度:★★★★★
 一橋出版の法律の解説シリーズで、『マンション管理適正化法の解説』が出ました。
 著者は、この法律の立案に携わった人で、条文の目的など、わかり易く解説されています。マンション管理適正化法について勉強するなら、値段は手頃、解説も充分で、最適です。
 『四訂版』は、平成17年(2005年)の『マンション管理士試験』『管理業務主任者試験』(平成17年4月1日現在施行中の法令から出題)に対応した内容です。
 三訂版からの変更点は、破産法の改正に伴なう用語の訂正(破産の宣告⇒破産手続開始の決定)、宅建業法等改正に伴なう部分などです。
『解説 マンション管理適正化指針』
国土交通省マンション管理対策室監修
財団法人マンション管理センター
日経BP社

オススメ度:★★★★
 『マンション管理適正化法』に基づく『マンション管理適正化指針』を詳細に解説しています。
 関連する法制度や、関係する判例も掲載されており、実務に役立つ内容となっています。






『わかりやすいマンション判例の解説』
北九州マンション問題研究会
福岡マンション問題研究会編
(民事法研究会)

オススメ度:★★★★★
 マンションをめぐるさまざまな紛争、72のケースに関する判例の解説書。
『マンション管理の判例&解説』
財団法人マンション管理センター
オーム社

オススメ度:★★★★★
 マンション管理センターの会員向月刊誌『マンション管理センター通信』に連載されている『判例のひろば』をまとめた本です。
 代表的特徴的な判例を取り上げ、弁護士による解説がなされています。
 特に、判決、裁判所の判断の考え方を学ぶことができ、マンション管理士の実務に役立つことはもちろん、試験対策にもなるでしょう。


















『ライセンス・ライブラリー66
とりたい!!
マンション管理士・管理業務主任者』
DAI-X出版編集部編
DAI-X出版

オススメ度:★★★★★
 マンション管理士、管理業務主任者各試験の概要、重要ポイントだけでなく、資格取得後の将来像や実務家に関する記載が満載です。
 特に、関連する他の資格に関する情報は、他の本には載っていない?
『改訂版 めざせ!マンション管理士』
祢宜秀之
日本能率協会マネジメントセンター

オススメ度:★★★★
 マンション管理士の役割と仕事、マンション管理士試験攻略法など。予想問題50問付き。
『なる本[マンション管理士]改訂版』
千葉 喬監修
週間住宅新聞社
(週間住宅新聞社)

オススメ度:★★★★★
 なる本シリーズの18冊目。『マンション管理重要キーワード』が、知識の整理に役立つかも。
『新版
マンション管理士に1回で受かる本』
不動産経済研究所
マンション管理研究スタッフ著
(中経出版)

オススメ度:★★★★
 『マンション管理士ってなに?』というレベルの人向けの本です。


















『平成19年版 楽学マンション管理士』
住宅新報社編
住宅新報社

オススメ度:★★★★★
 マンション管理士試験の勉強をするテキストとして、同じ住宅新報社の『マンション管理の知識』がとっつきにくい、という方は、こちらをどうぞ。
 『楽しく学び、楽して受かるための基本書』というコンセプトで、平成17年版は、平成16年の試験の傾向を踏まえて執筆されています。
 その他、『民法』などの改正に基づいた修正と、税制・建築設備などの部分が見直されています。
 私の経験も含めて言うと、法律に馴染みのない人が、マンション管理士資格を取ろうと思って勉強する場合、不親切なテキストでは、最初の民法の部分で、いきなり何がなんやらわからない、という感じになってしまいます。
 その点本書は、最初に法の目的、精神が易しく説明されており、また、イラストを多用した解説で、わかり易い内容になっていると思います。
 試験の出題範囲に合わせて、『第1編 管理に関する法令・実務』『第2編 管理組合の運営』『第3編 建物と設備の形質・構造』『第4編 マンション管理適正化法』という構成でポイントがまとめてあります。
 受験勉強用のテキストですが、マンション管理士試験に合格した後も、業務用参考書として結構役に立つのではないかと思います。
 巻末資料として、『マンション標準管理規約〈単棟型〉』『マンション標準管理委託契約書』が掲載されています。
 この本以外に、例えば東京法経学院出版の『詳細不動産六法』や一橋出版の『マンション法の解説』などを揃えて、出題の元となる法律の条文にも親しんでおくことをお勧めします。
 (このレビューは、平成17年版に対するものです)
『平成17年対応版
わかりやすい新マンション管理士テキスト』
マンション管理法令研究会編著
東京法令出版

オススメ度:★★★★
 『わかりやすい』受験用テキストです。
 項目毎に、見開き2ページにまとめられており、ページをめくることなくその項目の勉強ができるので、使い易い。
 原則として、左側のページにポイントと説明が、右側のページに図や表が載せられている。
 試験範囲は網羅されており、これ一冊で十分合格レベルに到達できるであろう。
 特に『会計』については、著者が『今後のマンション管理関連試験会計分野教授法のスタンダードとなるであろう』と豪語するだけあって、わかり易くまとめられている。
 (このレビューは、平成15年対応版に対するものです)
『平成17年版
マンション管理士試験予想問題集』
住宅新報社

オススメ度:★★★★★
 住宅新報社の『マンション管理の知識』を基に作成された予想問題150問。カコモンはまだ50問しかないので、この本でなくても、問題集を1冊、3回は繰り返して解くことは、かなり有効な学習になります。
 (このレビューは、平成14年版に対するものです)
『私のマンション管理士試験合格作戦
2005年版』
エール出版社

オススメ度:★★★★★
 こうすればあなたも合格する・体験手記集
 全部で16人。いろんな年代・職業の人が、マンション管理士試験に合格した、その勉強法を、紹介しています。
 もちろん、誰でもこうすれば合格する、という方法はないでしょう。
 実際、ある人はこうしろと言っている事を、他の人はするなと言っていたりもします。
 しかし、昨年まで合格できなかった人、どういう勉強をすればいいのかわからない人には、自分なりの勉強法の、ヒントになると思います。
 合格した人ばかりの体験手記なので、合格のプラスイメージをもらうだけでも、効果があるような気もします。
















『マンション管理 基本の基本』
櫻井幸雄著
宝島社新書)

オススメ度:★★★★
 著者によると、この本を読んで欲しい人は、3人だそうです。
 1人目は、マンションの管理組合の理事になった人。
 2人目は、マンション管理士を目指す人。
 3人目は、これからマンションを買う人。
 確かに内容は、『基本の基本』で、マンション管理のイロハについて、簡明に書かれています。
 マンション管理士を目指して、既に勉強を始めている人にはもう、必要ないかも知れませんが、『これから』という人は、読む価値はあると思います。
 また将来、マンション管理士として、マンションは自分で管理するものだという自覚のない理事に出会ったときに勧める本として、覚えておくといいのでは、と思います。
『住む人が育てる 安心マンション』
有馬百江著
岩波ブックレットNO.477)

オススメ度:★★★★★
 1999年4月発行なので、ちょっと内容的には古い所もあるかも知れませんが、ページ数も64ページと手頃で、初めてマンション管理組合の理事になった人たちの勉強会の資料として、適していると思います。
『マンション管理の基礎知識』
川原一守
オーエス出版社

オススメ度:★★★★★
 マンション管理組合向けの本です。
 平成15年6月施行の改正区分所有法にも対応した内容。
 マンション管理に関する必要最小限の知識が網羅されています。区分所有者(マンション所有者)の、マンション管理入門には、この1冊で必要十分でしょう。
『4訂版 マンション管理の知識』
国土交通省マンション管理対策室監修
財団法人マンション管理センター編著
住宅新報社

オススメ度:★★★★★
 やっぱり、マンション管理士、必携の書。
 マンション管理に関する法律や規約、長期修繕計画やマンション設備など、広い範囲の知識が網羅されています。
 しかし例えば、マンション管理組合の理事や一般の区分所有者が読むというより、マンション管理士を目指す人の試験勉強用のテキストという感じです。
 マンション管理の実務については、もっと平易で範囲の狭い本がたくさん出ていますので、そちらの方が役に立つでしょう。
 そして、この本を3回読むことは、マンション管理士試験合格法の1つであることに間違いはないでしょう。
 3訂版は、『マンション標準管理規約』の改正に対応し、『マンションの構造と設備編』が大幅に改訂されています。
 第3編(マンションの建物及び付属施設の構造及び設備に関する事項)のページ数が、『改訂新版』の130ページから、164ページに増えています。
 そして、2色刷りになって、図表が増え、読み易くなりました。
 4訂版は、『民法』や『不動産登記法』等の改正に対応しています。3訂版よりさらに、32ページ増えてます。
 毎年改訂版が出ています。2005年の第5回試験を受ける人は、4訂版を。
『ステップアップで学ぶマンション管理』
齊藤広子著
(彰国社)

オススメ度:★★★★
 マンション管理学として、マンション管理に必要な知識を統計的にまとめた本です。豊富な図表と判例で、マンション管理学を一通り勉強できます。
 特に、『欧米諸国に見るマンション管理制度』は、興味深いと思います。
 大きめの本で、机の上に広げて置いて、読み易い。資料として、関連法規の条文も載っています。
 ただ、索引がないのが残念です。後のリファレンスのために、索引があれば便利でした。
『マンションの管理が
手にとるようにわかる本』
(株)ユーイーピー住宅研究会
快適なマンションをつくる会
(永岡書店)

オススメ度:★★★★
 最初に提示される、マンション管理の心得10か条がいい。マンション管理のポイントが、まとめられています。
 本文は、イラストを多用しており、読み易い。取っ付き易いと思います。
 Part2の『マンションの構造と性質を知る』でも、コンクリートや外壁などの劣化仕組みを図解で載せてあり、わかり易い。
 Part3の『設備機器の管理と修理・修繕』とあわせて、建物・設備関係の、トラブルの仕組み、その解決方法がまさに手にとるようにわかります。
 何も専門的知識がなく、管理組合の理事になった人が、知っておくべきだけど知らないこと、なかなか知ることのできないことが、まとめられていると思います。
『ポイント学習 マンション管理の要点』
上妻博明・石塚裕一
学陽書房

オススメ度:★★★★★
 平成15年7月1日までに施行されている法令等に基づいた内容で、平成15年度のマンション管理士・管理業務主任者試験に対応しています。
 マンション管理六法などを側に置いて、法律の条文を参照しながら読むと、より理解が進むと思います。
 一段階深いところまで噛み砕いて説明されており、マンション管理関係の法律知識の整理に役立つと思います。
『必殺管理人』
武市信明
碧天舎

オススメ度:★★★★
 必殺管理人登場!
 筆者は、昭和9年生まれの、現役(?)管理人。
 管理人だからこそわかる、マンション管理の裏側を、独特のユーモア溢れる、アドリブを交えて、教えてくれます。
 ただ、ちょっと、ふざけ過ぎの感じも、します。どこまでが本当で、どこからが冗談(アドリブ)なのか、わかり難いところもあって、ちょっと辟易しました。
 マンション管理会社は、利益を追求する、民間企業であり、その収入源は、管理組合(区分所有者、マンション住人)ですから、管理会社と管理組合の利益は、構造的には相反するものです。そして、管理人は、管理会社の人間ですから、管理会社の立場に立つものですが、この必殺管理人は、管理組合の、味方のようです。
 管理会社のやり方に、疑問を持ち、独自に調査して、提案してくれています。
 読み易いようにと、おもしろおかしく書いていますが、内容は、管理規約や管理委託契約書のチェックの仕方など、かなり参考になります。マンションを買った人、これから買おうとしている人に、オススメします。


















『マンション管理のQ&A』
財団法人マンション管理センター
オーム社

オススメ度:★★★★★
 マンション管理センターに、長年にわたって寄せられた相談の中から、頻度の高い質問を取り上げ、まとめられた本です。
 管理組合向けの本ですが、マンション管理士やそれを目指す人にも、読み易く、役に立つ本だと思います。
『Q&Aマンションライフ110番』
集合住宅管理組合センター
民事法研究会

オススメ度:★★★★
 管理組合理事、区分所有者向けの本。マンション管理に関するさまざまなトラブルについて、Q&A方式で、易しく解説されている。
 回答は、実践的で、おざなりな回答ではなく、必要十分な内容。更に、『わかりやすいマンション判例の解説』にリンクしているので、併せて読めば、より役に立つだろう。
 また、資料として、集合住宅管理組合センター作成の『管理組合理事の手引き』が載っているが、これは、管理組合の理事さん達に、是非とも読んでもらいたい手引きだ。
『マンショントラブルずばり回答
[補訂版]』
東京弁護士会不動産法部編
青林書院

オススメ度:★★★★★
 東京弁護士会不動産法研究部所属の弁護士が、現実に担当した訴訟事件や調停事件、法律相談を受けた実際の法律問題を中心に取り上げられています。
 一般の読者がわかり易いように、あえて法律の条文や判例の引用を避け、Q&A方式でまとめられています。
 補訂版では、マンション管理士に関する内容が増補されています。
『マンショントラブル法律Q&A』
吉田朋/大村健
(税務経理協会)

オススメ度:★★★★★
 2人の若い弁護士が、マンション管理に関わる88の項目について、Q&A形式で易しく解説しています。
 最新の区分所有法(平成14年12月11日改正)等に対応しており、判決例も随所に載っています。
 マンション管理入門的な本です。
 きれいにまとまっていますが、ボリュームの点で不満がありますし、私は他の本をオススメします。また、類書を既に持っている場合は、買い足す必要はないでしょう。
















『マンション管理組合の運営』
財団法人マンション管理センター
オーム社

オススメ度:★★★★★
 マンション管理組合理事のハンドブック
 マンション管理組合の業務、総会(集会)の開催方法など、管理組合の運営について解説した本です。
 マンション管理の入門書的な本ですが、総会の開催通知や議事録など、書式・文書例が豊富に載っており、すぐに実務に役立ちます。
『マンション管理規約と業務委託』
財団法人マンション管理センター
オーム社

オススメ度:★★★★
 書名は『管理規約と業務委託』ですが、内容はもう1つ『滞納管理費等の督促実務』があり、その3つの課題について書かれています。
 特に、管理費等の滞納問題に関して、これほど詳しく書かれている本は他に見たことがありません。
 管理費等の滞納に悩んでいる人には、きっと参考になるでしょう。
『マンション管理実務読本』
日本マンション学会関西支部編
オーム社

オススメ度:★★★★★
 本書は、日本マンション学会関西支部で1998年から毎年開催している『マンション管理連続講座』のテキストをまとめたものです。
 マンション管理組合の運営について、管理編(管理組合の役割と運営)、法律編(管理規約とマンション紛争)、修繕編(建物と設備の維持管理)、生活環境編(騒音対策など)、展望編(マンション管理のこれから)に分けて解説しています。
 各項目の執筆者は、業界のエキスパートだそうで、マンション管理の実務についてまとめられています。
『マンション管理組合の実務ノウハウ』
川田秀樹著
(日本実業出版社)

オススメ度:★★★★★
 著者は、実際に管理組合理事をしている実務者。『管理費等支払催告書』等、書面の例もふんだんに載っていて、管理組合理事、マンション管理士の実務の参考になると思います。
『マンション管理の診断マニュアル
−管理組合からみたチェックポイント−』
財団法人マンション管理センター
元気なマンション管理を育てる会共編
オーム社

オススメ度:★★★★★
 『マンション管理組合の運営』と『マンションの維持管理』に関して、そのチェックポイントと解説が挙げられています。
 巻末に、チェックシートとして載っていますので、自己診断に使えます。
 また、各種文書の書式例やワークシートもふんだんに載っていますので、実務に役立つでしょう。
『よくわかる実践知識
マンション管理組合運営の手引き
<5訂版>』
村井忠夫ほか著
住宅新報社

オススメ度:★★★★★
 区分所有法の理解から、マンション管理適正化法、管理会社との付き合い方、管理組合の財務会計まで、網羅されています。


『マンション管理費は
ここまで節約できる』
福ア剛著
(ネスコ/文藝春秋

オススメ度:★★★★★
 副題に、『実例・年間1000万円の削減』とあるように、実例と具体的な数字が載っています。
 大抵のマンションで、管理会社に管理費をボッタクられている、というのが現状です。
 どうやってそれを回避するか、この本で勉強しましょう。






『マンション―安全と保全のために―』
小林一輔・藤木良明著
岩波新書)

オススメ度:★★★★★
 マンションの建物の管理に関する、入門書的な1冊。
 内容は、まず、いまマンションで起こっている欠陥問題とその対策。図や写真によって、具体的にわかりやすく書かれています。
 次に、区分所有法の性格と問題点、管理組合の役割と問題点について。管理組合の自立を促しています。
 そして後半は、大規模修繕工事やさまざまな保全工事について。写真もふんだんに、具体的に解説されています。
『マンションの資産価値を高める本』
中島猷一著
講談社+α新書)

オススメ度:★★★★★
 マンションの管理組合・理事・区分所有者向けの本です。新書ですから、安いし、読み易いのですが、『マンションの資産価値を高める』為のノウハウが詰まっています。
 『マンションの管理に関し、管理組合の管理者等又はマンションの区分所有者等の相談に応じ、助言、指導その他の援助を行う』マンション管理士としても、必須の内容だと思います。
『マンションは大丈夫か
住居として資産として』
小菊豊久著
文春新書)

オススメ度:★★★★★
 日本にマンションが登場してから80年。この間、マンションは、一度も居住者の希望を叶えたことがない、と著者は言う。本書の前半部分は、その歴史をひも解く。マンションの歴史も、知っていて損はしないでしょう。
 また、遮音性能等、具体的な数値を挙げて示す『生き残るマンション像』は参考になります。
 管理費や、長期修繕計画、建て替え等についても、具体例を挙げて、説明されています。
『絵とき ビル設備基礎百科早わかり』
設備と管理編集部編
オーム社

オススメ度:★★★★
 ビル設備に関する基礎用語を、2,000語もリストアップし、空調設備、給排水設備などのテーマ別に、絵ときで解説されています。たいていの設備・用語は載っていますし、絵ときなのでわかり易いと思います。文字ばっかりの本で、疲れたときの気分転換にもいいかも知れません。
『マンションが破綻する理由』
平松朝彦/井上和雄著
(日本建設通信新聞社)

オススメ度:★★★★★
 日本のマンションの問題点は、どこにあるのか。コンクリート、給排水管、断熱方式、などなどです。それらを解決する、SI(スケルトン・インフィル)マンションとは何か? 『SI』という言葉が、一人歩きし始めそうな現在、この本で一度、その意味その内容を、知っておくべきでしょう。
『解決!マンション大規模修繕・増補版』
澤田博一
住宅新報社

オススメ度:★★★★
 著者の経験による、14の事例(フィクション)を採り挙げ、失敗した経緯、成功するための助言、その後の経過、の順で書かれています。
 普通の管理組合理事の視点で書かれているので、実際にこれからマンションの大規模修繕工事に関わる人、既に着手して苦戦している人に、参考になりそうです。
 14の、短編小説を読んでいるような感じのする本です。
















『マンション・トラブル』
山下知裕著
岩波ブックレットNO.502)

オススメ度:★★★★★
 『はじめに』に、『マンションが売られたときから潜んでいる問題によって発生するトラブル』『分譲業者が自分に都合のよい売り方をして、買う人はなかなかそのことに気づかず、後々までそれが負の財産として住む人にのしかかる、という構図』『そのようなトラブルがこの小冊子のテーマ』とあります。
 住民間のトラブルではなく、販売業者、管理業者とのトラブルについての学習用小冊子です。入門用として、使えると思います。
『マンション管理士が教える
だまされない鉄則100』
千代崎一夫
講談社

オススメ度:★★★★
 誰が誰をだますのか? もちろん、管理会社が管理組合をだますのです。マンション管理士が、管理組合に教える、管理会社にだまされない鉄則です。
 鉄則その1が、『「マンションは管理を買え」はうそ。管理は買うものではなく、つくるもの』です。確かにその通りですね。『管理を買え』という言葉には既に、『だまし』が入っているのではないかと思います。
 もちろん、管理組合向けの本ですが、マンション管理士を目指している人にも、参考になります。
『マンショントラブルを防ぐ基礎知識』
安福謙二著
(PHP研究所)

オススメ度:★★★★★
 筆者は、自分の所有するマンションの管理会社が倒産したことによってマンションに管理組合がなかったことに気付き、初代理事長となって、銀行に取られた修繕積立金等を取り戻した、弁護士です。その経験などをまとめた本。読み物として。
『欠陥マンションは
こうやって脱出しなさい』
竹田理紗著
ダイヤモンド社

オススメ度:★★★★★
 欠陥マンションを買ってしまった著者の、脱出までの900日間の交渉・裁判の実話。
 これからマンションを買う人には、是非とも読んで欲しい本。
 デベロッパーとの交渉は、弁護士や建築士が活躍する場で、マンション管理士はあまり関係なさそうではあるが、途中、管理組合の理事長等も登場する場面もあり、マンション管理士も、まったく無関係な話ではない。
 私たちは、新築マンションを買ったときの瑕疵担保責任の追求手段として、損害賠償の請求、契約の解除、瑕疵の修補の請求、ができると、法律から学んでいるが、実際にどの程度の損害賠償が請求できるのか、どの程度の瑕疵で契約の解除ができるのか、この本を読んで、愕然としてしまう。
 また、いい加減なところで済ませようとする、裁判官や弁護士。日本の司法制度が、いかに無意味であるか、ということにもまた腹が立つ。
 欠陥マンションから脱出する前に、欠陥マンションに入らないようにすることの方が大事であることに間違いはない。
 第1章の、欠陥マンションを『買ってしまった』経緯を読めば、買わないためには、何に気を付ければいいのか、わかるだろう。














『マンション建替え円滑化法の解説』
国土交通省
住宅局住宅政策課・市街地建築課監修
マンション建替え円滑化法研究会編著
大成出版社

オススメ度:★★★★★
 2002年12月18日に施行された『マンションの建替えの円滑化等に関する法律』の解説書。第一部の序論では、本法律の制定の背景から概要、改正内容などを図表入りで解説。第二部は逐条解説で、一条の条文毎にその目的や意味するところ、関連知識などを説明している。
 区分所有法との関連にも触れられており、さらに第三部の資料では、本法律の施行令や施行規則なども掲載されているので、これ1冊でマンション建替え円滑化法について学習できる。
 ただし、法律の勉強書なので、実際に建替えの実務を行う場合には、必要ではあるが、十分ではないと思う。
『マンション建替えマニュアル
―住民の合意形成から補助制度まで―』
国土交通省国土技術政策総合研究所・監修
社団法人全国市街地再開発協会・編集
マンション建替え研究会・著
ぎょうせい

オススメ度:★★★★★
 国土交通省のホームページからダウンロードできる、『マンションの建替えに向けた合意形成に関するマニュアル』と『マンションの建替えか修繕かを判断するためのマニュアル』に、所所で『これまでの事例では…』という欄で、事例の情報を付け加えた本。
 国土交通省のマニュアルをダウンロードすれば、わざわざ買うほどの物ではないと思います。
 ただ、事例の情報も結構役に立つので、お金に余裕があれば、買ってもいいかも知れません。
『Q&Aマンション建替法』
犬塚浩著
ぎょうせい

オススメ度:★★★★★
 2002年12月18日に施行された『マンションの建替えの円滑化等に関する法律』を、Q&A形式で解説した本。
 内容は平易で、この法律がどんな法律であるかの概要を知ることができます。
『亀裂―老朽化マンション戦記』
江波戸哲夫著
(光文社文庫)

オススメ度:★★★★★
 マンションの建替えを題材にした、ちょっとした恋愛小説です。
 築20年、50世帯のマンションに、建替え計画が持ち上がり、推進派と反対派、住民は2つに分かれて、戦争が始まる。
 それぞれの思惑に、登場人物のキャラクターが絡み合い、謎と興味を持って、読み進めることができました。
 しかし、途中から、登場人物のキャラクターが変化してしまい、無理矢理大団円に持って行ったような印象を感じました。
 表紙には、『長編情報小説』と書いてありましたが、1995年に新聞連載された小説なので、マンションの建替えに関する情報も、残念ながら古くなってしまっています。
 でも、住民の意見のまとめ方など、コミュニケーションの取り方、合意形成の仕方に関しては、参考になる点が多いのではないかと思います。












『マンションは何千万円もして
人生最大の買い物なのに
高いか、安いかわからないし
どうやって選んだらよいか
わからない人が読む本(2006-2007)』
高田七穂+田中美砂子+伊藤悟+駒田政史
エクスナレッジ

オススメ度:★★★★★
 この長い書名は正しく内容を表しています。
 書名通りで、マンションのしくみ、広告を読み込むテクニックから、モデルルームの見方、不動産会社のチェック方法、資金計画、中古マンションの選び方、購入後の注意点まで、マンションを選ぶのに必要なノウハウが網羅されています。
 従って、B5サイズで238ページと、ボリュームもたっぷりです。読むのは大変かも知れませんが、これからマンションを買おうという人には、是非全部じっくりと読んでもらいたいものです。
 ほぼ全ページに載っているもりいくすおのイラストが、いいアクセントになっていて、結構楽しく読めます。
 最初は2001年刊で、2004年に改訂版が出て、そのまた改訂版(2005-2006版)が2005年に出ました。
 (このレビューは、2005-2006版に対するものです)

『不動産営業マンに負けない本』
稲葉なおと
講談社+α文庫)

オススメ度:★★★★★
 通常私たち消費者が不動産(マイホーム)を買うのは、一生に一度です。大きな買い物の割には、『自分は素人である』という意識が働いてしまい、つい、『専門家』である不動産屋の言いなりになってしまいがちです。
 客の利益を考えてくれる不動産屋ばかりであれば問題はありませんが、実際にはそうはいかず、不動産屋も、自分たちの金儲けが目的ですから、当然ながら客の利益よりも自分たちの利益を優先します。
 ですから、日本には、いわばプロである不動産屋から、シロウトである消費者の利益を守るため、様様な法律があります。
 しかし、法律自体に不備な点があったり、悪徳不動産屋は客が無知なのを幸いに法律を守らなかったり、あるいは悪徳でなくてもプロであるはずの不動産屋が法律を知らなかったりするのです。
 いずれの場合も、損をするのは、私たち消費者なのです。
 では、私たちは、自衛のために、不動産屋以上に、法律を勉強しなければならないのでしょうか? 極論すれば、そうなのですが、まともに勉強するのはとても大変なことです。
 この本には、かなり多岐にわたって、不動産営業マンに負けないコツ、もっと言えば、私たちが損をしないために、不動産営業マンを利用する方法が書かれています。
 不動産屋に行く前に、モデルルームに入る前に、この本を読んで、失敗しないマイホーム購入をして欲しいと思います。
『高く売れるマンション
暴落するマンション』
稲葉なおと
講談社
オススメ度:★★★★★
 高く売れるマンションを選ぶ方法から、資産価値を下げない、あるいは上げる方法、そして高く売る方法まで、85のポイントにまとめてあります。
 これからマンションを買う人、もう買って住んでいる人、そして売ろうと思っている人、すべての人に、おすすめします。
 落語のご隠居と熊さんのように、筆者と思われる人物と、読者と思われる人物との、会話形式で話が進んで行きます。
 さし絵と段落ごとにまとめとして入るポイントの文字が手書きで、それも決してきれいとは言えないものなので、ちょっと汚い感じがしますが、書いてある内容は、確かなものです。
 マンションを、買う人も買った人も、最初からじっくりと読んでください。
『元気になる!幸せマンション購入術』
小島ひろ美
(アスコム)

オススメ度:★★★★
 独身女性に、『今』、幸せになるために、マンションを買うことを勧めている本です。
 資金面では、例えば、税込年収が400万円で、貯金が300万円ある場合、『小島ひろ美式計算法』によると、
 400万円×0.2=80万円、80万円÷12÷0.0035=1,905万円、1,905万円+300万円−105万円=2,100万円。(数字の詳細は本書を見てください)
 2,100万円までのマンションなら、買えるそうです。逆に言うと、これより高いマンションには、決して手を出してはいけません。
 別に女性でなくても、独身であれば、ワンルームでもなくファミリータイプでもないマンションを買って、元気になれるのでは、と思いました。
 ただ、マンション管理士としてひとこと言わせてもらうと、『マンションの管理は人任せでいい』という姿勢で書かれているのが気になりました。
 マンションは、専有部分と共用部分に分けられます。専有部分は、まさに自分が買った、1LDKなら1LDKの部屋の内部のことです。
 共用部分とは、エントランスやエレベーター、廊下、外壁、屋根など、専有部分以外の部分のことです。共用部分は、専有部分を買った人(区分所有者といいます)全員の共有物です。
 専有部分(自分の部屋の中)の管理は、自分でしますよね? 壁紙が汚れたら、掃除したり張り替えたりとか。共用部分の管理も、本来なら自分たち(区分所有者の集まりのことを管理組合といいます)でするものなのです。
 それが大変なので、たいていの管理組合は、管理会社に管理業務を委託しているのですが、お金だけ払って任せっきりでいい、という訳ではありません。
 マンションを買う場合、自分の部屋の中(専有部分)だけでなく、外側(共用部分)の管理にも、興味を持って欲しいのです。
『投資用マンションの買い方・儲け方』
山下和之
(ぱる出版)

オススメ度:★★★★★
 預貯金が500万円以上あって、それを銀行に眠らせておくのはもったいない、という人に、マンション投資を勧める本です。
 ただ勧めるだけではなく、そのメリット・デメリット、買うにあたって検討しなければならないこと、注意点など、かなり懇切丁寧に書かれていると思います。
 しかし、ただ1つ、抜けていると思う点があります。それは、マンションの寿命です。
 日本のマンションは、30年ぐらいしかもたないといわれています。つまり、30年後には、建物の資産価値はなくなり、『建替え』という現実が待っています。
 例えば、2,000万円のマンションを、頭金500万円、残り1,500万円を30年ローンで借りて買ったとします。表面利回り(家賃収入÷購入価格)が5%だ10%だと言っても、家賃収入から必要経費を引いて購入価格で割った実質利回りは、もっと低くなります。
 更に、ローン返済額を家賃収入から引いた本当の収支は、マイナスになる可能性があるのです。しかも、ローンの支払いが終わる頃には、建替え……。
 インフレ傾向で、家賃収入が増えていくような時代ならいいのですが、今はデフレで家賃収入が減ることはあっても増えることは期待できません。
 この本を読んで、マンション投資を検討される場合、利回りに惑わされずに、本当に出て行くお金と入って来るお金の収支計算と、マンションの寿命も考慮に入れることをオススメします。
『今、買っていいマンション
買ってはいけないマンション』
長嶋修監修/蜂文太作画
小学館/BIG COMIC BOOKS)

オススメ度:★★★★★
 マンガなので、スラスラ読めるが、情報量が少ないという感じがする。
 逆に言うと、この本で『買ってはいけない』とされるチェック・ポイントにあてはまるマンションは、『絶対に』買ってはいけない、と言えるかも知れない。どれも、妥協してはいけない、最低限の条件ということだ。
 いいマンションを増やすには、消費者が悪いマンションでもだまされて買ってしまうことをなくすことが効果的だ。
 マンションの購入を考えている人には、こういった本を読んで、ぜひ勉強して欲しい。
 もうひとつ、買った後のマンションの管理についてチェックすることも、マンション選びの段階でも重要なことである。この本には何も書いてないので、『マンション管理』について書かれた本も読んで、契約関係書類の1つである管理規約案も充分にチェックして欲しいと思う。
『不動産の契約をする前に読む本』
日向野利治
すばる舎

オススメ度:★★★★★
 一通りのざっとした知識。
 一戸建て、マンション、土地、どんな不動産を買うにしても、不動産屋、その営業マンを相手にすることになる。
 一言で言うと、その営業マンを、安易に信用してはいけない、営業マンの言うことを、鵜呑みにしてはいけない、ということだ。
 こちらは、一生に一度の買い物。向こうは、それが商売なので、何度も繰り返している。わからないからプロにお任せ……。それが危ないのだ。
 一生に一度の買い物で、失敗しないために、自分が勉強しなければならない。
 いい不動産屋を見分ける方法は? 最低限知っておかなければならない法律知識は?
 今、不動産は、買い手市場。あわてる必要は全くありません。不動産の契約をする前に、勉強しましょう。
 まず、この本で、一通りの知識が得られます。文章は読み易く、見開き2ページの右側が文章、左側が図表になっていて、わかり易い。スラスラ読めます。

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